佐渡の風土が育んだ、力強い香り
私たちが使用したのは、もちろん佐渡で栽培されたローズマリーです。島の太陽をたっぷりと浴び、潮風に吹かれながら育ったそのハーブは、繊細でありながらも、芯の通った力強い生命力に満ちています。そのシャープで爽快な香りは、私たちの目指す「辛口」の酒質と響き合い、これまでにない新しい食中酒の可能性を予感させました。
定番への道、第四の挑戦
第三弾の「APPLE & TOBISHIMA KANZO」では、米の溶解という課題を克服し、果実と花の調和という新たな境地を切り開きました。そして第四弾となる本作で、私たちは全く新しい扉を開きます。それは、「ハーブ」という、無限の可能性を秘めた香りの世界への挑戦です。
生酒:醸したままの、果実の息吹
通常の日本酒は、品質を安定させるために火入れ(加熱処理)を行いますが、「生酒」はそれを一切行いません。そのため、酵母や酵素が生きたまま瓶詰めされています。Brew Note 002では、この生酒ならではの製法が、りんごやみかんの持つ揮発性の高い繊細な香りを逃すことなく捉え、まるで果実を丸かじりしたかのような、瑞々しい生命力あふれる味わいを実現しています。
おりがらみ:果実の記憶を宿す、淡雪の口溶け
「おりがらみ」は、醪を搾った後に残る、米や酵母由来の細かなおりを意図的に残したお酒です。Brew Note 002では、この「おり」が、りんごの柔らかな甘みと、みかんの快活な酸味を優しく包み込み、味わい全体にシルクのような滑らかさと複雑な奥行きを与えています。果実の記憶を溶かし込んだ淡雪のような口溶けが、忘れられない余韻を残します。
外観
槽搾り後のおりをわずかに含んだ、透明感のあるクリスタルクリアな色調。グラスを傾けると、粘性は低く、さらりとした液体がその軽快な飲み口を予感させます。
香り
グラスを近づけると、青りんごやライチを思わせる、控えめで上品な吟醸香。その奥から清涼感あるハーブの香りがほのかに感じられます。それは単なるハーブの香りではなく、佐渡の潮風と太陽を浴びて育った力強さを感じさせる、ウッディでスパイシーなニュアンスを含んでいます。まるで、雨上がりのハーブガーデンを散策しているかのような、瑞々しく知的なアロマが広がります。
味わい
口に含むと、米由来の柔らかな甘みが優しくアタックします。しっかりとした酸味と、ローズマリーの持つ爽快なビター感が味わい全体を引き締め、シャープでドライな印象へと導きます。軽快なボディが、口の中をリフレッシュし、洗練された飲み心地です。余韻は短く、ローズマリーの爽やかな香りが鼻に抜け、心地よい刺激を残して消えていきます。
FLAVOR NOTE
税込10,000円以上のご購入で送料無料
1回のご注文合計金額が税込10,000円以上の場合、送料を無料とさせていただきます。今後、他の商品を組み合わせることで、私たちが提案する多様なお酒の世界を、より深くお楽しみいただけます。
